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工場排水
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工場冷却ライン
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工業用水受水ライン
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農業用水
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ダム維持放流水
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水道施設
その経験をもとに、小水力発電事業を展開しております。小水力発電は、設置環境によって、使用できる水車が異なります。
弊社は、小水力発電を重要な再生エネルギーソリューション事業の核の一つとし、幅広い種類の小水力システムを揃え、ユーザー様に最適な小水力発電システムをご提供させていただきます。
調査・設計・施工・メンテナンスまで、一貫したワンストップ体制にて対応させていただきます。
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小水力発電の特長
- ・安定したエネルギー供給が可能
- ・系統安定、電力品質の影響が少ない
- ・太陽光に比べ省スペースかつ5倍以上の設備利用率
反面法的手続きの煩雑さがあり、流量・落差に応じて
適切な水車を選定する必要があります。
取扱い水車 *リング水車は現在新規製造をしておりません。
ダム維持放流水や農業、工業用水に適したインライン型水車です。
オイルレス軸受のため、上水道にもご使用いただけます。
特長 |
●インライン型のため、配管接続となります。 ●水車トラブルの原因となる異物の流入には注意が必要です。 ●水車と発電機が一体型でコンパクトなため、設置スペ-スが省けます。 ●回転体にシャフトを持たないシンプルな構造です。 ●軸受潤滑液には「水」を使用するため、注油が必要ありません。 ●固体接触部がなく、発電機が本体内部にあるため、低騒音です。 |
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従来のポンプを逆回転させて発電する、機器の信頼性が高い水車です。
配管直接続タイプ以外にもサイフォンタイプもございます。
特長 |
●比較的低・中落差に適しています。 ●農業用ポンプ(異物通過径の大きいポンプ)を使用した場合、 異物への対応力が強化できます。 ●汎用のポンプを使用するため、付帯設備のメンテナンスに水車の特殊技術者を必要と しません。 また、構造が理解しやすく、農業用水・水道への適用にも信頼性が高いです。 ●水車を含めた機器を地上に設置するため、 メンテナンス時に引き上げ設備を必要としません。 |
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従来から利用されている水車で世界的にも採用数が多い、中落差に適した水車です。
特長 |
●落差及び流量に対する適用範囲が広く、多くの実績があります。 また、落差の変化に対しては効率の低下が小さい水車です。 ●軽負荷に対しては効率が低下するため、流量の安定した場所に設置し、 高効率での運転が望ましい水車です。 ●構造がやや複雑な分メンテナンスを要しますが、水車効率が高く出力が期待できます。 ●軸方向へのスラストが働くので、十分耐えうる軸受が必要です。 ●振動、騒音が他形式水車と比べて多いと言われています。 |
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客先名 :株式会社 グリーンパワー小瀬様
発電所名:小瀬谷小水力発電所
水車型式:横軸単輪単流渦巻型フランシス水車
出 力:165kW(最大流量時)
客先名 :札幌市水道局様
発電所名:平岸水力発電所
水車型式:横軸単輪単流渦巻型フランシス水車
出 力:670kW(最大流量時)
フランシス水車同様、従来からある水車です。
近年、入口管への接続型の他に、マイクロ水力での低落差の開水路設置型も開発されており、適用幅が広がっています。
特長 |
●フランシス水車に比べ最大効率は劣りますが、流量変動に強く、比較的低・中落差に適しています。 【共通】 ●構造が簡単で他形式水車よりメンテナンス性で優位です。 ●変落差に対しては効率が低下します。 【開水路設置型】 ●異物に強く、比較的大きな異物に対しても問題なく運用できます。 ●設置において貯水池や導水管を必要としません。 よって従来の水力発電設置工事のような大規模な工事が不要となり、 工事期間及び工事費の圧縮が期待できます。 |
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工場、水路など身近な箇所にあるちょっとした水エネルギーを利用した小水力システムです。
近年開発が盛んな分野です。
落差があるほど位置エネルギーが高くなり発電量が大きくなります。
ご気軽にお問い合わせください。
小水力発電設備の導入
水力の出力と発電量は、下記の式から算出します。
・発電出力
P[kW] =9. 8×Q ×H×η
・発電量
E[kWh] =P[kW] ×t[h]
Q:流量[m3/sec]
H:有効落差[m] (総落差-損失落差)
η:効率(水車効率×発電機効率)
小水力発電の利用用途
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1.全量売電
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2.余剰売電
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3.自己消費のみ(不足分は買電)
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4.自己消費のみ
小水力発電の設置場所例
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ビル空調システムにおいて蓄熱式暖房システムを導入している場合
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農業用水路(開水路)
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清掃工場や民間工場の冷却ライン(インライン)
弊社施工事例
小水力発電設備導入における検討事項
設置検討場所 | 河川(1級・2級など)、農業用水路(開水路・閉水路)、上下水道、 工場排水その他(砂防ダム、渓流など) |
落差 | 総落差( m ) 、有効落差( m ) 、変落差の有無とそれぞれの期間 |
流量 | 流量(m3 / s)、流量変動の有無(流量変動有の場合は最大流量及び最小流量それぞれの期間(日数)) |
発電用途 | 発生電力の使用用途(全量売電、余剰売電、自家消費、独立電源) |
その他 | 現地施工にあたり、制御、工事上制約の有無、水利権の有無 |
取扱いメーカー
(下記メーカー以外にも設置環境に合った小水力システムをご提供いたします。)
川崎エンジニアリング株式会社 | http://www.khi.co.jp/corp/ke/toppage.htm |
JAGシーベル株式会社 | http://www.jagseabell.jp |
中越工業株式会社 | http://www.chuetsu-kogyo.jp |
(2015年12月現在 五十音順)
お考えでしたらお問い合わせください。